説教を聞く

1 主がシオンの捕われ人を連れ帰られると聞いて/わたしたちは夢を見ている人のようになった。
2 そのときには、わたしたちの口に笑いが/舌に喜びの歌が満ちるであろう。そのときには、国々も言うであろう/「主はこの人々に、大きな業を成し遂げられた」と。
3 主よ、わたしたちのために/大きな業を成し遂げてください。わたしたちは喜び祝うでしょう。
4 主よ、ネゲブに川の流れを導くかのように/わたしたちの捕われ人を連れ帰ってください。
5 涙と共に種を蒔く人は/喜びの歌と共に刈り入れる。
6 種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は/束ねた穂を背負い/喜びの歌をうたいながら帰ってくる。
「マタイによる福音書」
 8章5節〜13節
5 さて、イエスがカファルナウムに入られると、一人の百人隊長が近づいて来て懇願し、
6 「主よ、わたしの僕が中風で家に寝込んで、ひどく苦しんでいます」と言った。
7 そこでイエスは、「わたしが行って、いやしてあげよう」と言われた。
8 すると、百人隊長は答えた。「主よ、わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。ただ、ひと言おっしゃってください。そうすれば、わたしの僕はいやされます。
9 わたしも権威の下にある者ですが、わたしの下には兵隊がおり、一人に『行け』と言えば行きますし、他の一人に『来い』と言えば来ます。また、部下に『これをしろ』と言えば、そのとおりにします。」
10 イエスはこれを聞いて感心し、従っていた人々に言われた。「はっきり言っておく。イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。
11 言っておくが、いつか、東や西から大勢の人が来て、天の国でアブラハム、イサク、ヤコブと共に宴会の席に着く。
12 だが、御国の子らは、外の暗闇に追い出される。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。」
13 そして、百人隊長に言われた。「帰りなさい。あなたが信じたとおりになるように。」ちょうどそのとき、僕の病気はいやされた。

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『百人隊長の信仰』

「詩 編」
 126編1節〜6節