説教を聞く

2 いかに幸いなことでしょう/弱いものに思いやりのある人は。災いのふりかかるとき/主はその人を逃れさせてくださいます。
3 主よ、その人を守って命を得させ/この地で幸せにしてください。貪欲な敵に引き渡さないでください。
4 主よ、その人が病の床にあるとき、支え/力を失って伏すとき、立ち直らせてください。
5 わたしは申します。「主よ、憐れんでください。あなたに罪を犯したわたしを癒してください。」
6 敵はわたしを苦しめようとして言います。「早く死んでその名も消えうせるがよい。」
7 見舞いに来れば、むなしいことを言いますが/心に悪意を満たし、外に出ればそれを口にします。
8 わたしを憎む者は皆、集まってささやき/わたしに災いを謀っています。
9 「呪いに取りつかれて床に就いた。二度と起き上がれまい。」
10 わたしの信頼していた仲間/わたしのパンを食べる者が/威張ってわたしを足げにします。

「マルコによる福音書」
 14章12節〜21節
12 除酵祭の第一日、すなわち過越の小羊を屠る日、弟子たちがイエスに、「過越の食事をなさるのに、どこへ行って用意いたしましょうか」と言った。
13 そこで、イエスは次のように言って、二人の弟子を使いに出された。「都へ行きなさい。すると、水がめを運んでいる男に出会う。その人について行きなさい。
14 その人が入って行く家の主人にはこう言いなさい。『先生が、「弟子たちと一緒に過越の食事をするわたしの部屋はどこか」と言っています。』
15 すると、席が整って用意のできた二階の広間を見せてくれるから、そこにわたしたちのために準備をしておきなさい。」
16 弟子たちは出かけて都に行ってみると、イエスが言われたとおりだったので、過越の食事を準備した。
17 夕方になると、イエスは十二人と一緒にそこへ行かれた。
18 一同が席に着いて食事をしているとき、イエスは言われた。「はっきり言っておくが、あなたがたのうちの一人で、わたしと一緒に食事をしている者が、わたしを裏切ろうとしている。」
19 弟子たちは心を痛めて、「まさかわたしのことでは」と代わる代わる言い始めた。
20 イエスは言われた。「十二人のうちの一人で、わたしと一緒に鉢に食べ物を浸している者がそれだ。
21 人の子は、聖書に書いてあるとおりに、去って行く。だが、人の子を裏切るその者は不幸だ。生まれなかった方が、その者のためによかった。」


回線等の状況により再生まで30秒ほどかかることがあります。
スピーカーアイコンをクリックして、そのまま暫くお待ちください。

心の痛みを超えるもの

「詩 編」
  41編2節〜10節