6 主よ思い起こしてください/あなたのとこしえの憐れみと慈しみを。
7 わたしの若いときの罪と背きは思い起こさず/慈しみ深く、御恵みのために/主よ、わたしを御心に留めてください。
8 主は恵み深く正しくいまし/罪人に道を示してくださいます。
9 裁きをして貧しい人を導き/主の道を貧しい人に教えてくださいます。
10 その契約と定めを守る人にとって/主の道はすべて、慈しみとまこと。
11 主よ、あなたの御名のために/罪深いわたしをお赦しください。
「使徒言行録」
9章1節〜9節
1 さて、サウロはなおも主の弟子たちを脅迫し、殺そうと意気込んで、大祭司のところへ行き、
2 ダマスコの諸会堂あての手紙を求めた。それは、この道に従う者を見つけ出したら、男女を問わず縛り上げ、エルサレムに連行するためであった。
3 ところが、サウロが旅をしてダマスコに近づいたとき、突然、天からの光が彼の周りを照らした。
4 サウロは地に倒れ、「サウル、サウル、なぜ、わたしを迫害するのか」と呼びかける声を聞いた。
5 「主よ、あなたはどなたですか」と言うと、答えがあった。「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。
6 起きて町に入れ。そうすれば、あなたのなすべきことが知らされる。」
7 同行していた人たちは、声は聞こえても、だれの姿も見えないので、ものも言えず立っていた。
8 サウロは地面から起き上がって、目を開けたが、何も見えなかった。人々は彼の手を引いてダマスコに連れて行った。
9 サウロは三日間、目が見えず、食べも飲みもしなかった。
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