1 【ダビデの詩。賛歌。】地とそこに満ちるもの/世界とそこに住むものは、主のもの。
2 主は、大海の上に地の基を置き/潮の流れの上に世界を築かれた。
3 どのような人が、主の山に上り/聖所に立つことができるのか。
4 それは、潔白な手と清い心をもつ人。むなしいものに魂を奪われることなく/欺くものによって誓うことをしない人。
5 主はそのような人を祝福し/救いの神は恵みをお与えになる。
6 それは主を求める人/ヤコブの神よ、御顔を尋ね求める人。〔セラ
7 城門よ、頭を上げよ/とこしえの門よ、身を起こせ。栄光に輝く王が来られる。
8 栄光に輝く王とは誰か。強く雄々しい主、雄々しく戦われる主。
9 城門よ、頭を上げよ/とこしえの門よ、身を起こせ。栄光に輝く王が来られる。
10 栄光に輝く王とは誰か。万軍の主、主こそ栄光に輝く王。〔セラ



「ルカによる福音書」
1章26節〜38節
26 六か月目に、天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。
27 ダビデ家のヨセフという人のいいなずけであるおとめのところに遣わされたのである。そのおとめの名はマリアといった。
28 天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」
29 マリアはこの言葉に戸惑い、いったいこの挨拶は何のことかと考え込んだ。
30 すると、天使は言った。「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。
31 あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。
32 その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。
33 彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」
34 マリアは天使に言った。「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」
35 天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。
36 あなたの親類のエリサベトも、年をとっているが、男の子を身ごもっている。不妊の女と言われていたのに、もう六か月になっている。
37 神にできないことは何一つない。」
38 マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」そこで、天使は去って行った。




「詩編」
24編1節〜10節

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『おめでとう、恵まれた方』