23 どうか/わたしの言葉が書き留められるように/碑文として刻まれるように。
24 たがねで岩に刻まれ、鉛で黒々と記され/いつまでも残るように。
25 わたしは知っている/わたしを贖う方は生きておられ/ついには塵の上に立たれるであろう。
26 この皮膚が損なわれようとも/この身をもって/わたしは神を仰ぎ見るであろう。
27 このわたしが仰ぎ見る/ほかならぬこの目で見る。腹の底から焦がれ、はらわたは絶え入る。
「ヨハネによる福音書」
11章17節〜27節
17 さて、イエスが行って御覧になると、ラザロは墓に葬られて既に四日もたっていた。
18 ベタニアはエルサレムに近く、十五スタディオンほどのところにあった。
19 マルタとマリアのところには、多くのユダヤ人が、兄弟ラザロのことで慰めに来ていた。
20 マルタは、イエスが来られたと聞いて、迎えに行ったが、マリアは家の中に座っていた。
21 マルタはイエスに言った。「主よ、もしここにいてくださいましたら、わたしの兄弟は死ななかったでしょうに。
22 しかし、あなたが神にお願いになることは何でも神はかなえてくださると、わたしは今でも承知しています。」
23 イエスが、「あなたの兄弟は復活する」と言われると、
24 マルタは、「終わりの日の復活の時に復活することは存じております」と言った。
25 イエスは言われた。「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。
26 生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。このことを信じるか。」
27 マルタは言った。「はい、主よ、あなたが世に来られるはずの神の子、メシアであるとわたしは信じております。」
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