1 イスラエルよ、言え。「主がわたしたちの味方でなかったなら
2 主がわたしたちの味方でなかったなら/わたしたちに逆らう者が立ったとき
3 そのとき、わたしたちは生きながら/敵意の炎に呑み込まれていたであろう。
4 そのとき、大水がわたしたちを押し流し/激流がわたしたちを越えて行ったであろう。
5 そのとき、わたしたちを越えて行ったであろう/驕り高ぶる大水が。」
6 主をたたえよ。主はわたしたちを敵の餌食になさらなかった。
7 仕掛けられた網から逃れる鳥のように/わたしたちの魂は逃れ出た。網は破られ、わたしたちは逃れ出た。
8 わたしたちの助けは/天地を造られた主の御名にある。
「ヨハネによる福音書」
2章1節〜12節
1 三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があって、イエスの母がそこにいた。
2 イエスも、その弟子たちも婚礼に招かれた。
3 ぶどう酒が足りなくなったので、母がイエスに、「ぶどう酒がなくなりました」と言った。
4 イエスは母に言われた。「婦人よ、わたしとどんなかかわりがあるのです。わたしの時はまだ来ていません。」
5 しかし、母は召し使いたちに、「この人が何か言いつけたら、そのとおりにしてください」と言った。
6 そこには、ユダヤ人が清めに用いる石の水がめが六つ置いてあった。いずれも二ないし三メトレテス入りのものである。
7 イエスが、「水がめに水をいっぱい入れなさい」と言われると、召し使いたちは、かめの縁まで水を満たした。
8 イエスは、「さあ、それをくんで宴会の世話役のところへ持って行きなさい」と言われた。召し使いたちは運んで行った。
9 世話役はぶどう酒に変わった水の味見をした。このぶどう酒がどこから来たのか、水をくんだ召し使いたちは知っていたが、世話役は知らなかったので、花婿を呼んで、
10 言った。「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、酔いがまわったころに劣ったものを出すものですが、あなたは良いぶどう酒を今まで取って置かれました。」
11 イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。
12 この後、イエスは母、兄弟、弟子たちとカファルナウムに下って行き、そこに幾日か滞在された。

「詩編」
124編1節〜8節

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『主の栄光を仰ぎ見る』