1 主に従う人よ、主によって喜び歌え。主を賛美することは正しい人にふさわしい。
2 琴を奏でて主に感謝をささげ/十弦の琴を奏でてほめ歌をうたえ。
3 新しい歌を主に向かってうたい/美しい調べと共に喜びの叫びをあげよ。
4 主の御言葉は正しく/御業はすべて真実。
5 主は恵みの業と裁きを愛し/地は主の慈しみに満ちている。
6 御言葉によって天は造られ/主の口の息吹によって天の万象は造られた。
7 主は大海の水をせき止め/深淵の水を倉に納められた。
8 全地は主を畏れ/世界に住むものは皆、主におののく。
9 主が仰せになると、そのように成り/主が命じられると、そのように立つ。
10 主は国々の計らいを砕き/諸国の民の企てを挫かれる。
11 主の企てはとこしえに立ち/御心の計らいは代々に続く。
ルカによる福音書
 1章26節〜38節

26 六か月目に、天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。
27 ダビデ家のヨセフという人のいいなずけであるおとめのところに遣わされたのである。そのおとめの名はマリアといった。
28 天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」
29 マリアはこの言葉に戸惑い、いったいこの挨拶は何のことかと考え込んだ。
30 すると、天使は言った。「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。
31 あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。
32 その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。
33 彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」
34 マリアは天使に言った。「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」
35 天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。
36 あなたの親類のエリサベトも、年をとっているが、男の子を身ごもっている。不妊の女と言われていたのに、もう六か月になっている。
37 神にできないことは何一つない。」
38 マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」そこで、天使は去って行った。

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『人の思いを越えて』

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「詩 編」
 33編1節〜11節