「出エジプト記」
 40章34節〜38節

「使徒言行録
 18章12〜23節

12 ガリオンがアカイア州の地方総督であったときのことである。ユダヤ人たちが一団となってパウロを襲い、法廷に引き立てて行って、
13 「この男は、律法に違反するようなしかたで神をあがめるようにと、人々を唆しております」と言った。
14 パウロが話し始めようとしたとき、ガリオンはユダヤ人に向かって言った。「ユダヤ人諸君、これが不正な行為とか悪質な犯罪とかであるならば、当然諸君の訴えを受理するが、
15 問題が教えとか名称とか諸君の律法に関するものならば、自分たちで解決するがよい。わたしは、そんなことの審判者になるつもりはない。」
16 そして、彼らを法廷から追い出した。
17 すると、群衆は会堂長のソステネを捕まえて、法廷の前で殴りつけた。しかし、ガリオンはそれに全く心を留めなかった。
18 パウロは、なおしばらくの間ここに滞在したが、やがて兄弟たちに別れを告げて、船でシリア州へ旅立った。プリスキラとアキラも同行した。パウロは誓願を立てていたので、ケンクレアイで髪を切った。
19 一行がエフェソに到着したとき、パウロは二人をそこに残して自分だけ会堂に入り、ユダヤ人と論じ合った。
20 人々はもうしばらく滞在するように願ったが、パウロはそれを断り、
21 「神の御心ならば、また戻って来ます」と言って別れを告げ、エフェソから船出した。
22 カイサリアに到着して、教会に挨拶をするためにエルサレムへ上り、アンティオキアに下った。
23 パウロはしばらくここで過ごした後、また旅に出て、ガラテヤやフリギアの地方を次々に巡回し、すべての弟子たちを力づけた。

34 雲は臨在の幕屋を覆い、主の栄光が幕屋に満ちた。
35 モーセは臨在の幕屋に入ることができなかった。雲がその上にとどまり、主の栄光が幕屋に満ちていたからである。
36 雲が幕屋を離れて昇ると、イスラエルの人々は出発した。旅路にあるときはいつもそうした。
37 雲が離れて昇らないときは、離れて昇る日まで、彼らは出発しなかった。
38 旅路にあるときはいつも、昼は主の雲が幕屋の上にあり、夜は雲の中に火が現れて、イスラエルの家のすべての人に見えたからである。

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『神の御心のままに』

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