詩篇
22編2節〜9節

2 わたしの神よ、わたしの神よ/なぜわたしをお見捨てになるのか。なぜわたしを遠く離れ、救おうとせず/呻きも言葉も聞いてくださらないのか。
3 わたしの神よ/昼は、呼び求めても答えてくださらない。夜も、黙ることをお許しにならない。
4 だがあなたは、聖所にいまし/イスラエルの賛美を受ける方。
5 わたしたちの先祖はあなたに依り頼み/依り頼んで、救われて来た。
6 助けを求めてあなたに叫び、救い出され/あなたに依り頼んで、裏切られたことはない。
7 わたしは虫けら、とても人とはいえない。人間の屑、民の恥。
8 わたしを見る人は皆、わたしを嘲笑い/唇を突き出し、頭を振る。
9 「主に頼んで救ってもらうがよい。主が愛しておられるなら/助けてくださるだろう。」
マルコによる福音書
15章33節〜39節

説教を聞く

『わたしの神、わたしの救い』

33 昼の十二時になると、全地は暗くなり、それが三時まで続いた。
34 三時にイエスは大声で叫ばれた。「エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
35 そばに居合わせた人々のうちには、これを聞いて、「そら、エリヤを呼んでいる」と言う者がいた。
36 ある者が走り寄り、海綿に酸いぶどう酒を含ませて葦の棒に付け、「待て、エリヤが彼を降ろしに来るかどうか、見ていよう」と言いながら、イエスに飲ませようとした。
37 しかし、イエスは大声を出して息を引き取られた。
38 すると、神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂けた。
39 百人隊長がイエスの方を向いて、そばに立っていた。そして、イエスがこのように息を引き取られたのを見て、「本当に、この人は神の子だった」と言った

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