ヨブ記
42章1〜6節

1勝ち目があると思っても、落胆するだけだ。見ただけでも打ちのめされるほどなのだから。
2 彼を挑発するほど勇猛な者はいまい。いるなら、わたしの前に立て。
3 あえてわたしの前に立つ者があれば/その者には褒美を与えよう。天の下にあるすべてのものはわたしのものだ。
4 彼のからだの各部について/わたしは黙ってはいられない。力のこもった背と見事な体格について。
5 誰が彼の身ごしらえを正面から解き/上下の顎の間に押し入ることができようか。
6 誰がその顔の扉を開くことができようか。歯の周りには殺気がある。
使徒言行録
9章1節〜9節

説教を聞く

『天からの光と声』

1 さて、サウロはなおも主の弟子たちを脅迫し、殺そうと意気込んで、大祭司のところへ行き、
2 ダマスコの諸会堂あての手紙を求めた。それは、この道に従う者を見つけ出したら、男女を問わず縛り上げ、エルサレムに連行するためであった。
3 ところが、サウロが旅をしてダマスコに近づいたとき、突然、天からの光が彼の周りを照らした。
4 サウロは地に倒れ、「サウル、サウル、なぜ、わたしを迫害するのか」と呼びかける声を聞いた。
5 「主よ、あなたはどなたですか」と言うと、答えがあった。「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。
6 起きて町に入れ。そうすれば、あなたのなすべきことが知らされる。」
7 同行していた人たちは、声は聞こえても、だれの姿も見えないので、ものも言えず立っていた。
8 サウロは地面から起き上がって、目を開けたが、何も見えなかった。人々は彼の手を引いてダマスコに連れて行った。
9 サウロは三日間、目が見えず、食べも飲みもしなかった。

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