詩篇
130編1節〜8節

1 【都に上る歌。】深い淵の底から、主よ、あなたを呼びます。
2 主よ、この声を聞き取ってください。嘆き祈るわたしの声に耳を傾けてください。
3 主よ、あなたが罪をすべて心に留められるなら/主よ、誰が耐ええましょう。
4 しかし、赦しはあなたのもとにあり/人はあなたを畏れ敬うのです。
5 わたしは主に望みをおき/わたしの魂は望みをおき/御言葉を待ち望みます。
6 わたしの魂は主を待ち望みます/見張りが朝を待つにもまして/見張りが朝を待つにもまして。
7 イスラエルよ、主を待ち望め。慈しみは主のもとに/豊かな贖いも主のもとに。
8 主は、イスラエルを/すべての罪から贖ってくださる。
マルコによる福音書
14章32節〜42節

説教を聞く

主の御心のままに

32 一同がゲツセマネという所に来ると、イエスは弟子たちに、「わたしが祈っている間、ここに座っていなさい」と言われた。
33 そして、ペトロ、ヤコブ、ヨハネを伴われたが、イエスはひどく恐れてもだえ始め、
34 彼らに言われた。「わたしは死ぬばかりに悲しい。ここを離れず、目を覚ましていなさい。」
35 少し進んで行って地面にひれ伏し、できることなら、この苦しみの時が自分から過ぎ去るようにと祈り、
36 こう言われた。「アッバ、父よ、あなたは何でもおできになります。この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしが願うことではなく、御心に適うことが行われますように。」
37 それから、戻って御覧になると、弟子たちは眠っていたので、ペトロに言われた。「シモン、眠っているのか。わずか一時も目を覚ましていられなかったのか。
38 誘惑に陥らぬよう、目を覚まして祈っていなさい。心は燃えても、肉体は弱い。」
39 更に、向こうへ行って、同じ言葉で祈られた。
40 再び戻って御覧になると、弟子たちは眠っていた。ひどく眠かったのである。彼らは、イエスにどう言えばよいのか、分からなかった。
41 イエスは三度目に戻って来て言われた。「あなたがたはまだ眠っている。休んでいる。もうこれでいい。時が来た。人の子は罪人たちの手に引き渡される。
42 立て、行こう。見よ、わたしを裏切る者が来た。」
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